ロードバイクを趣味にしている人をかなりの高確率で見分ける方法、それはすねを見ることである。(男性限定)
なぜだかロードバイクに乗っている人はすね毛を剃る習性があるらしく、ピチピチのレーサーパンツから目線を少し下げるとつるつるのすねが目に入る。
すね毛をそる理由は色々とあるようだが自転車界でも有名な栗村修さんでもちゃんとした理由はよく判っていないらしい。
栗村修の“輪”生相談<8> 30代男性「スネ毛って剃らなくちゃダメなんでしょうか?」
http://cyclist.sanspo.com/101614
そんな中Specializedからすね毛を剃ると空気抵抗が7%も軽減されるという報告もされている。
実際近所をふらふらするレベルの私にとってどの位の差が出るのかはいまいちよく解らないがヘルメットなんかを変えるよりもコストパフォーマンスの良い変更が利く部分なのだろう。
すね毛について色々と考えてみたが、結局グランツールに出る選手から近所で見かけるおじさまローディーまでみんなやってて面白そうという安直な理由から剃ってみる事に決めた。
さて剃ると決まっても何で剃ればいいのか。
脱毛は流石にまだ心の整理がつかないので置いておく。
となると、剃刀やボディーグルーミングが出きる様なバリカンでの剃り上げか、除毛クリームでの毛を溶かしあげる2つに絞られた。
剃刀タイプはやはり剃った後の毛先のチクチクが気になるので除毛クリームタイプを調べてみると、沢山種類があるがどうもレビューを見てもドングリの背比べ感がある。
人気がありそうなのはこのあたりか。
これを買おうと思っていたのだが、なんとなくバリカンを見ていると体中の毛の長さを変えられるというハイテク感にやられ(全然ハイテクではないのだが)ついバリカンの方を買ってしまった。
チクチクしたらそれはそれでブログに書いたりできるのでいいだろう。
注文した次の日にはこのマルチグルーミングキットですねの毛を剃っていた。
まずは剃る前。
普通に汚い足である。
この足を風呂場でグルーミング開始。
マルチグルーミングキットのパワーは思った以上で簡単かつ素早く毛が剃れていく。
面白いのでついすねだけでなく腿の方まで毛を剃ってしまう。
この勢いのまま下の毛まで剃ってしまおうかと思ったが、まあとりあえずやめておいた。
剃った後。
よく見るとほんの少しだけ毛は生えているが遠目からは全然気づかれないレベルである。
そして何より2、3日経ってもほとんどチクチクしない。
うーん流石ハイテク機器である。
とりあえず毛を剃ったので近所を走りに行ってみたのだが風の通りはびっくりするほど通るが7%の力は感じられなかった。
当たり前か。
しかし私にとってなんとも気恥ずかしさすら感じるこの足こそじこまんの最上位な気がしてならない。