先日ヤフオク!で買った(買ってしまった?)ホイール、レーシングゼロの調整が終了したとの事なので、お店まで引き取りに行くことに。
症状としては前輪は殆ど問題無いが後輪のスポークに固着があったり微妙に振れがあったり若干リムが歪んでいたりしたらしい。
なるほど、流石ヤフオク!に安く出品しているだけの事はある症状である。
それでもしっかりと調整して頂いた店長に感謝である。
会計をしている途中に急にお店に預けていたとばかり思っていたホイールバッグが自宅のリビングのすみに佇んでいるビジョンが見えてくる。
そう、調整してもらったホイールを入れる袋を忘れてきてしまったのである。
また後日取りに来ないといけないなぁ。などと考えていると店長が大きなプチプチを持ってきてくれるではないか。
無事ホイールをプチプチに入れて電車で帰宅出来る事になった。
とても一生懸命少しキツいサイズのプチプチにホイールを入れてくれた店長に再度感謝をしながら青梅駅前を後にする。
しかしもう20年以上電車に乗っているがプチプチで包まれたホイールを持っている人は未だに見たことは無いなぁ。
基本的にまぬけのまま年だけとっていく。
プチプチのまま無事に帰宅できたので、買っておいたクイックとバルブキャップをつけてみる。
ふむふむ、なかなか見た目はいいかんじである。
自転車につけてみよう。
これから
取り外して
こんな感じに
今まで12-25tのスプロケだったのだが12-28tのスプロケにしても特に問題なく履けた。
しかしスプロケを変えたのだからチェーンも変えたくなるものである。
さてさて、見た目だが以前より赤が強くなったので大分印象が変わった。
金をかけるとどんどん格好良くなっていくなー。
見た目だけではなく実際走ってみなくてはという事で、いつも走っているコースに行ってみることにする。
乗り出しのファーストインプレッションは乗り心地が大分堅くなったなー。という事である。
今までのvisionTeam30+R-Airチューブ+Michelin PRO4は物凄く柔らかい乗り心地で多少の段差などでは殆ど気にならなかったのだが、レーシングゼロ+Hutchinson フュージョン2ではかなり路面の状況が手に伝わる。
乗り心地が良いと言われているチューブレスでもこの感じだとやはりレーシングゼロは前評判通り相当硬いようだ。
さらに乗り続けているとレーシングゼロは回すホイールであるという意味が非常に解ってくる。
足がどんどん回っていくのだ。
逆に硬いので踏んですぐに反応が来るというレスポンスの良さはそこまで今までと比べて感じられなかった。
あと硬いので足にくるというのもイマイチ私には解らない部分である。
そんな事を思いながら平地を走っている内にコースは坂が多くなる区間に入る。
正直、色々と考えながら走っていたが、根底にあったのは思ったほど高いホイールを履いても劇的にスピードは変わらないな。という事である。
つい私は色々なインプレを見ているうちにロケットが着いたかのようなスピードになるのではないかと思ってしまっていたのだが当たり前だがそんな変化は無い。
しかし坂を上り始めた瞬間いつももより大分楽に登れるのがわかる。
ゼーゼー言っているのがフーフー言う程度にまでなっているのだ。
帰ってから区間のタイムを見てみると今までの最速のタイムより30秒も縮まったタイムを出していた。
そんなタイムなのに身体はいつもより楽なのである。
そしてCULTベアリングのお陰か下りも速い。
当たり前なのだがレーシングゼロはアップダウンで恐ろしい程の性能を出してきてくれたのである。
近々那須高原に自転車で行ってみようと思っているので激坂でのパフォーマンスもみてみたいものである。
レーシングゼロ。酔った結果だが良い買い物が出来たと思う。