ヌルヌルのブログ

ロードバイクとお買い物

レイノルズのアサルト(Reynolds Assault SLG Clincher Tubeless Carbon Road Wheelset 2016)を買ってみたので持っていたレーシングゼロと比較してみた

欲しい欲しい病。

恐ろしい病気である。自分だけの持病かと思っていたのだが、自転車以外でも世の中の人でかかる人は多いらしい。

この病気にかかってしまうと理性が完全に物欲に支配されてしまうのだ。

24時間ネットで欲しい物を見てみたり、その事ばかりを考えてしまう。

たまに人に移ったりもするらしいし根本的な治療も多分確立されていない。

皆様もこの病気にはお気をつけ下さい。

 

さて、そんな病気にかかってしまった私がつい欲しくて買ってしまったホイールは、レイノルズのアサルト(Reynolds Assault SLG Clincher Tubeless Carbon Road Wheelset 2016)というホイールである。 


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バーストするようなパンクもしないし、タイヤ交換の際チューブを入れたりする手間も無いチューブレスタイヤが気に入った私。

次に買うホイールもチューブレス対応ホイールが良いなぁ。などと考えていたのだが、世の中からはチューブレスはあまり好かれていない様で相当チューブレス対応ホイールは少ない。

チューブレスでリムが少し高くてカーボンで…と消去法を使っていくうちに浮かび上がって来たのがこのレイノルズのアサルトである。

レーシングゼロよりだいぶ見た目は落ち着いた感じだが、リムハイトの高さでそこは補えるだろう。 

 

という事でホイール購入!!

このホイール近年の流行りに乗ってリム幅が25mmらしいので、タイヤも新調という事でIRC Formula PRO TUBELESS RBCCの25cのものを購入。

今回はホイールにあわせて普通に黒色。

IRC Formula PRO TUBELESS RBCC 700×25c 190121 ブラック

IRC Formula PRO TUBELESS RBCC 700×25c 190121 ブラック

 

  

相変わらず中性洗剤をベタベタにつけてタイヤをはめてスコスコ急いで空気を入れてとりあえず完成!


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レーシングゼロよりビードが上がる時の音が大きい気がした。

 

次はカーボンホイールなので専用のブレーキシューを取り付けなくてはいけない。

ついてきた青いブレーキシューだが違う物に替えてみようかなぁとも思ったが、基準がわからないとどうしょうも無いのでとりあえず純正のこのシューで様子を見てみる事に。

早速シューを取り付け自転車にホイールをつけたのは良いがリム幅が広くなっていてブレーキが完全におかしな事になっている。

しょうがないのでブレーキワイヤーを緩めてブレーキの遊びを調整。

やっとこれで完成である。

Before

 
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After

 
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やはり大分落ち着いた感じである。

これはこれでかっこいい!

 

さてさて、見た目もいいのだがやはり乗ってみての性能である。

重さはレーシングゼロが1451gでレイノルズが1475g(私はそこまで重さにこだわりが無いので公表の重さで)とほとんど重さの差はない。

 

待望の最初の一踏み目は良く言うと柔らかい、悪く言うと踏み込んだ力が少し逃げる感じ。

これはレーシングゼロが巷で堅い堅い言われているのが本当に理解出来た瞬間であった。

決してレイノルズアサルトがホイールとして柔らかい訳では無いのであろうが、レーシングゼロに慣れ親しんでいた私には変な感覚であった。

レーシングゼロはトルクをかければかけるだけクイックにパワーを推進力にしてくれるので踏み込むペダリングを心掛けていたのだが、このホイールには踏み込むペダリングは合わないのかもしれない。

そんな事を考えながら少しずつ試行錯誤しているとどうも回すペダリングの方がしっくり来る。

そしてリムハイトがあるので30キロを超えても心なしかレーシングゼロよりも楽な気がする。

エアロ効果に関しては大分プラシーボがあるかもなのでなんとも言えないのだが…。

さらに感じたのはレーシングゼロはシッティングで踏むのが良かったのだがレイノルズはダンシングがとてもしやすい。

 

少し走っただけでもかなり今までとは違う乗り味になったのがわかった。

そして改めてレーシングゼロの良さを実感した。

どっちのホイールが良いか比べたろ!位の感じで試走してみたのだが、剛と柔の関係でどちらが良いのか甲乙がつけられない。

それを踏まえて自分なりに言うと、アサルトの方がやはり優しいので長距離を乗りたい人やパワーに自信が無い人向けなのかなと思う。

一方レーゼロはかちかちなので足は確かに早く無くなるがその分パワーをしっかりと駆動に伝えてくれる。パワーがある人や足を鍛えたい人にオススメなのかもしれない。

 

もう少し色々な所へアサルトをはいて行ってみようと埼玉の白石峠や都民の森を登ってみる。

この頃になると最初の柔らかさもそこまで感じなくなって来ている。

登りはその軽さもあって今までもさほど変わらない。

ダンシングが多様出来る様になったのでその分足が楽になったのであろうか。

下りもカーボンはブレーキがあまりよろしくないという話や熱くなって壊れるという話を聞いていたので少し不安だったが、特に効きに問題があったり長い下りを降りてきてリムを触ってみても温かい位で大丈夫そうである。

あと新しいタイヤは前よりもグリップ力がある気がする。

新品だからか25cの恩恵かはわからないが。

 

ちなみにレーシングゼロは妻の自転車に履かせたのだが妻は登りも下りもいやに速くなっていた。

 

レーシングゼロが鬼だとしたらレイノルズのアサルトは天使であろうか。

それかせんべいとお餅。

私が二つを比べて評価するとこんな抽象的な感じになる。

 

とりあえずレイノルズアサルトと一緒にこれからは色々行ってみようと思う。

また欲しい欲しい病にかかるまで。

次はフレーム辺り来そうだなぁ。

 

 

追記

 

http://www.irc-tire.com/ja/bc/

http://irc.sakura.ne.jp/sblo_files/irc-tire-bcj/image/ReynoldsE7A4BEE8A3BDE383ADE383BCE38389E38381E383A5E383BCE38396E383ACE382B9E383ACE38387E382A3E383BCE3839BE382A4E383BCE383ABE4BDBFE794A8E6B3A8E6848FE381AEE3818AE79FA5E38289E3819B.pdf

 

 現在レイノルズのアサルトにIRCのチューブレスタイヤを履かせているとタイヤがバーストする事故が何件かあったらしくIRCから使わないよう注意勧告が出ているようです。

このパターンにしている人はお気をつけ下さい。