最近ネットを見ているとよくZwiftという言葉を聞く。
Zwift
https://zwift.com/jp/
Zwift(ズイフト)とは要は単調で飽きやすいローラー練習をゲーム感覚にして楽しもうというアプリケーションである。
これが大変出来が良く、世界中の人が利用しているので世界各国のサイクリストと競い合ったり、ゲームの中で別府選手等プロの選手と一緒に走ることができたりするイベントが開催されていたり、一人で行う各種トレーニングも沢山用意されていたりとかなり色々な楽しみ方が用意されている。
気になる値段だが7日のお試し期間が用意されており、そこから先は月額1200円である。
月額1200円。
近年無料のアプリが山ほどある中では決して安いとは言えない値段である。
しかし現在では唯一無二と言えるサービスであり、何より楽しい。
まあ1200円位なら払ってもいいかな。と私が7日のお試し期間を利用して出した結論である。
話は前後してしまうのだが、Zwiftをやるにはもちろんローラー台が必要である。
もちろん三点ローラーでも利用は可能なのだが、スマートトレーナーというZwiftに対応した固定ローラー台があるとZwift内の山を登ったりしている時に自動で負荷をローラー台がかけてくれるので本当にヒルクライムをしている感覚になる。
私は以前三点ローラーを購入したのだが、
やはりZwiftを始めるのならばスマートトレーナーでやってみたいと思いスマートトレーナーを購入する事を決定した。
スマートトレーナーも色々な種類があり、どれも高価な物なのでなかなか選ぶのが難しいが、専用のタイヤ等を買う必要が無く、ローラー台にスプロケットを装着し、自転車を直接ローラー台に乗せるというダイレクトドライブ方式である事と、静かであるという事の二点を重視してみた。
そこで選ぶ事が出来たのがこれである。
タックス トレーニングバイク ネオ スマート ローラー台 T2800
- 出版社/メーカー: タックス
- メディア: スポーツ用品
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このTacx Neo、音は静かだし、かなり路面の再現性も良いらしいし、見た目もかっこがいい。
というか正直ダイレクトドライブや静音性など色々と言ったが一番の決め手は見た目であった。
ここからは細々した買い物の話になるが、私はPCでZwiftを楽しもうと思っていたので、PCがデータを受信するためのUSB型ANT+受信機も購入しないといけない。
ガーミン フィットネス機器用 USB ANTスティック 並行輸入品
- 出版社/メーカー: Garmin
- メディア: エレクトロニクス
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さらにTacx Neoは海外のコンセントを想定しているので変換プラグも購入しなくてはならない。
- 出版社/メーカー: カシムラ
- 発売日: 2015/09/01
- メディア: ホーム&キッチン
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ついでに最近中野で見つけ出来が良くて気になったチームUKYOのレーシングミクのフィギュアも購入。
初音ミクレーシングver. 「レーシングミク2016 TeamUKYO応援ver.」 フィギュア バンプレスト プライズ
- 出版社/メーカー: バンプレスト
- メディア: おもちゃ&ホビー
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とりあえずもろもろネットで注文して待つこと数日。
とうとう到着。
箱を開けてみると、
折り畳まれた状態でもかっこいい。
組み立て方法は折り畳まれているTacx Neoを開いてフリーにスプロケットを取り付けコンセントを繋ぐだけである。
PCもANT+受信機を差し込み、アプリをダウンロードすればOK。
驚くほどセッティングは簡単であった。
Zwiftを立ち上げてみるとこれまた簡単にセンサーが繋がった。
心拍計だけはTacx Neoについていないのだが、先日購入したvivosmart 3でこれまた簡単に繋げられる。
GARMIN(ガーミン) 活動量計 時計 vivosmart 3 バンドSサイズ ブラック 光学式心拍計 歩数 カロリー計測 REPカウント ストレスチェック【日本正規品】
- 出版社/メーカー: GARMIN(ガーミン)
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: スポーツ用品
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少し走ってみるが本当に外を走っているような感じが凄い。
カーブがあるとつい自転車を傾けて曲がろうとしてしまいそうになるくらいである。
山に入ると確かに自動で負荷がかかるのでヒルクライム感も物凄い。
ただ、三点ローラーよりも急な負荷変化がかかるからか汗の出方がおかしな事になっている。
今まで使っていた無印良品の小さなサーキュレーターでは限界があるようだ。
とうとう皆が使ってい工業扇デビューの時が来たのである。
工業扇も色々あるが、工業扇のレビューを見ていると飛行機が飛んでいる時レベルの音がする物もあるらしい。
せっかく静かな固定ローラーを買ったのにそんな物を買ったのではまったく意味がない。
ということで静音性と例の如く見た目で選んでいくと、
ナカトミ(NAKATOMI) 45cmアルミフロア扇(開放式) OPF-45AF
- 出版社/メーカー: ナカトミ
- メディア: Tools & Hardware
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ナカトミのフロア扇にたどり着いた。
これはこのクラスの工業扇の中では相当静からしい。
早速購入し、工業扇のスイッチを入れると風は凄いのだが、びっくりするほど音がしない。
レビューで散々脅かされていてハードルが上がってしまってたという事もあるだろうが期待以上の静音性である。
早速ナカトミの工業扇をPCの後ろにセットしとうとう我が家のZwift環境の完成である。
とりあえず工業扇を回して乗ってみるが、今までの汗が嘘のように出てこない。
やはり工業扇の導入は大成功である。
ひとまずこの環境に満足したので、これでZwiftを楽しんでみようと思う。
といっても今の所もっぱらトレーニング機能ばかりを使っているのだが、もう少し余裕が出たらレース等にも参加してみたいものである。
最後に、良いことばかり書いているので多少気になる所も書いておく。
それはTacx Neoの負荷変化のタイムラグについて。
Tacx Neoはトレーニングの時に自動で上手いこと負荷をかけてくれるのだが、強いパワーを10秒間出す様な短時間の練習の時に負荷変化が追いついてこないのである。
約6秒位のタイムラグがあるのでそうとうやりづらい。
まあこれに関しては単純に負荷をかける事自体をカットしてしまえば良い話なのかもしれないが。
とりあえず少し遊んでみて気になった事はこの位で後は概ね満足である。
さらに言えばZwiftに乗るのが楽しすぎてあまり外に走りに行かなくなりがちになってしまうのも欠点かもしれない(笑)
とにかくZwiftは始めて本当に良かったものであった。
迷っている人がいたら是非お勧めしたい。