これまで色々とロードバイクのパーツを交換したり新調して遊んでいた私だが、最近はなんとなく落ち着いてしまい特に新しいパーツの購入はしなくなっていた。(そりゃDi2化とかディスク化が出来るならしたいがお財布事情的にもなかなか難しいのである。)
何かおもしろい物は無いかなとネット等色々見てはいるのだが購入まで至る物もなかなか無い。
そんなある日、近所で東京2020オリンピックの自転車ロードレースのテストイベントがあるというので面白そうなので見に行ってみる事にした。
当日は各国の選手が集まり壮観なものであった。
ぼんやりとレース直前の選手達を見ていると日本のプロ選手には少ないのだが海外の選手達の中にビッグプーリーを使っている選手が多いことに気づいた。
私はビッグプーリーに対してそこまで思い入れがあった訳でも無く、どちらかというと懐疑的な見方をしていた。
ビッグプーリーを使うと~~Wの抵抗が減るだの、アウターローが使いやすくなるだのそれでいて変速性能は悪くなると言う話でいまいちデメリットの方が気になってしまう。
そもそもメリットもどこまで本当かもわからない。
そんな理由から先述した購入まで至らない物の中にビッグプーリーは入っていたのだ。
しかしテストイベントの海外選手のビッグプーリーは非常に格好良く見えた。
性能云々より格好良く見えてしまったのである。
性能の言い訳は(自分へのね)「海外選手も使ってた!」これだけで問題ない。
さあビッグプーリーを購入しよう。
ビッグプーリーを調べていると大まか二つまですぐに絞ることができた。
カーボンドライジャパン(CDJ)のビッグプーリーキット V3
と
リデア(RIDEA)のC60 RD CAGE
である。
というかビッグプーリー改めて調べるとびっくりするほど値段が高い。
正直購入を若干躊躇するほどである。
まあブログのネタにもなるしと自分に言い聞かせ選ぶことに。
先述の通り見た目から入っているので歯数が大きければ大きい程良い。
そんな中見つけてしまったのが、RIDEA
C60のLimited Editionである。
窒化チタンコーティングで耐磨耗だの抵抗減だの言っているが金色の見た目にやられて決めてしまった。
限定色。恐ろしい。
しかもついでに前後ディレイラーもデュラエースに。
さてさてネットで購入するとすぐに家まで届くもので、
第一印象はただひたすらでかい。
この一言である。
before
after
before
after
スプロケが頭でプーリーが身体でまるでマドリョーシカである。
もうこれだけで買った価値はある。
見た目がアップデートされればいいのだ。
とはいえ良い値段のする部品。実際の効果も知りたい物である。
とりあえず三浦半島を100km程走ってみた。
強いパワーの時にはあまり恩恵を感じないが加速の時に少しパワーの伝達量が増える感じである。
ペダリングの四時位の所までヌルッとパワーが伝わる気がする。
あくまで気がする感じなので極端にワットが増えたり、ギア一枚分軽くなったりはしない。
アウターローが入れやすいのかも正直イマイチわからない。
そして確かに変速性能は少し悪くなっている。
私のビッグプーリーを使ってのの感想はやはり見た目の格好良さとパワー伝達アップの二点であろうか。
まあ見た目がだいぶ格好良くなったので私的には大満足である。
人を選びそうなビッグプーリーだが、もし気になる人がいたらとりあえずつけてみてと私は言いたい。