ヌルヌルのブログ

ロードバイクとお買い物

BMXを買ったのでサイクルスタンド(ミノウラ DS-800とIberaの自転車用ハンガー)を二種類新調したはなし

ロードバイクは楽しいのだがつい他の自転車にも目がいってしまう時がある。

MTBやシクロクロスはグラベルも走行出来て楽しそうだし、リカンベントなんかも変わっていて面白そうである。

色々な自転車の車種を眺めているだけで楽しい時間が過ごせるものだ。

その中でも私が気になったのはBMXである。

近くを少し走るのにもいいし、トリックなどが出来るロードバイクとは一味違った感じの自転車をと思い妻と一緒にBMXの購入を決意した。

 

BMX自体は隣町にたまたまBMXショップがあったのですぐに良さそうなものを購入する事ができた。


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問題はBMXの保管方法である。

我が家は集合住宅であるがすでに二台のロードバイクが鎮座している所にさらにロードバイクに比べ小さいが二台の自転車を迎える事になる。

対策をしっかりしないと自転車で足の踏み場も無くなってしまう。

そこで考えたのが少ないスペースを上手く活用出来そうな自転車の縦置きである。

色々調べているとミノウラの縦置きスタンドと

 

 

DIY気味に作っていく方法の二種類で迷い始めてしまった。

 

 

 

 

基本的にこの三つの物を組み合わせて作っていく。

 

かなり迷ったがブログに書けばいいやと思い、妻はミノウラ、私はDIYでの二種類のバイクスタンドを作ってみる事にした。

 

まずミノウラだが家に到着してから組み立てる必要がある。

横から見ていて結構面倒そうだなと思っていたがものの三十分程度で妻はくみあげていた。


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流石にしっかりしたもので自転車をぐいぐい揺さぶってみても倒れたりする気配は一切無い。

重くもないので好きな所にすぐに動かすことも簡単である。

 

一方私のDIYだが、


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少し虫っぽい。
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何かに使うかもしれないと思って購入したまま一度も使わずしまわれていた電動ドライバーが大活躍した。

本当に素晴らしいものである。


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E-Value 充電ドライバー3.6V ライト付き EL-330HB

E-Value 充電ドライバー3.6V ライト付き EL-330HB

 

完全に柱として固定してしまうので設置した後はなかなか動かせないが、設置自体は簡単に出来て柱の色を部屋に合わせれば雰囲気を壊さないでラックを作れたりもするであろう。

強度も申し分ない。

あと安い。

 

二つのバイクスタンドを使ってみて使用感はどちらも良く非常に満足している。

どちらも一長一短あるので個人の好みや家の状況次第で選択する事ができると思う。

縦置きバイクスタンドを検討している方がいたら是非参考にしてみてください。

ロシア製の電動携帯型空気入れ「BERKUT」をクラウドファンディングで買ってみたはなし

今回のブログはロードバイクで使う携帯型空気入れの話なのだが最初に一つ言っておく事がある。

それは私は出先で携帯型空気入れを使った事が無いと言うことだ。

もちろん携帯型空気入れは持っている。

しかも妻の分も合わせると家に三つもだ。

 

TOPEAK(トピーク) ミニモーフ PPM04900

TOPEAK(トピーク) ミニモーフ PPM04900

 

 シンプルなタイプの物と、

 

TOPEAK(トピーク) メガ モーフ

TOPEAK(トピーク) メガ モーフ

 

こっちは空気圧計がついているタイプ。

ともにトピーク。

 

基本的に私は怖がりであるので、

・出先でパンクしたらどうしよう。

・旅先に自転車を持って行った時に空気が無くなったら走れなくなってしまう。

・空気がどの位入っているか確認出来るタイプの空気入れでないと不安。

などと思って購入をしていると気づけば携帯型空気入れが三つも家にあるという事態になってしまっている。

 

しかしながら私が出先で携帯型空気入れを使ったことは一度も無い。

(もちろん買ってすぐに家の中で試しに空気を入れたことはあるのだが)

まず、そもそも私の自転車のチューブレスタイヤを採用しておりシーラントもたっぷり入っている。

パンクしてもスローパンクで直ぐに乗れなくなる訳では無い。

というか少々のカットならばあまりホイール等に良くないのであろうが乗る事すら出来てしまうので最寄りの自転車屋まで行けてしまう。

旅先で空気が抜けたらどうしようという心配も、私が旅で出かけるような自転車を楽しむ事に特化した場所には近年たいがいフロアポンプが無料で使えるようなサービスが沢山ある。

もっと言うと一日二日ならば思ったよりも空気は抜けていない。

 

そんなこんなで携帯型フロアポンプとはあまり縁の無い私であるが、先日Twitterを見ていると非常に興味深い物を発見した。

 

BERKUT

http://www.uniqstyle.co.jp/cf/berkut/

 

要は電動の空気入れらしい。

車のタイヤの空気まで入れられるという事なので凄いパワーなのであろう。

携帯型フロアポンプの弱点のひたすらポンピングをしなくても良いというのはだいぶ良さそうである。

値段も7000円位なのでまあ許容範囲内の値段である。

面白そうなので早速注文。

購入がクラウドファンディングであったので直ぐには商品が届かなかったが、しばらく経って自宅へ到着。


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大きさは当たり前だが普通の携帯空気入れと変わらない。

重量は流石にかなり重く感じる。


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直ぐに組み立てる事が出来る。


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実際空気を入れてみると思ったよりも音が大きいがコーヒーマシン程度の大きさである。

7気圧程度なら20秒ほどで入ってしまう。

 

 

実際使ってみてかなり良い感じがする商品である。

 

とうとう四つ目になってしまった携帯空気入れ。

お守りの様に持っている分には少し重量は増したがさらなる安心感が感じられるようになった気がする。

ロードバイクを冬に乗る上で一番良かった物のはなし

久しぶりにロードバイクのブログを書く。

別にロードバイクに飽きてしまったのでは無く、ただ最近面白い買い物をしていなかっただけなのだ。

そもそもZWIFTを始めたので最近は大概家の中で自転車に乗っている。
そうなるとウェアも適当なTシャツの下にレーパンをはくだけでOKだし、これまでに色々と買い物をしてきたのでこれといった自転車自体のカスタマイズにも食指が動かない。

そんなこんなで最終更新日から6ヶ月も経っていた。

ぬくぬくとした所で遊んでいた私だが、年末に外に少し走りに行く話が出てきた。
もちろん冬用の装備もひとしきり持ってはいるが、せっかくなので久しぶりにウェアを買ってみることにした。

とりあえずまず最初に購入を考えたのがシューズカバーである。
私は基本的に寒さに強い人間なので、去年の冬にシューズカバーなんていらないでしょ!と普通の靴で走っていたのだが、見事に毎回寒さにやられ足先が切れるのでは無いかと思いながら走った記憶がある。
ある程度の強度で走って心拍をあげたりしても足先の寒さには全然通用無いのである。
そんな経験からパールイズミのシューズカバーを最初に購入した。

あとは長袖のジャージを持っていなかったので、これまたパールイズミの長袖ジャージを購入。

後はインナーをしっかりすると良いと聞いたので、どうも評判の良いらしいミレーの網のインナーと、

(ミレー)MILLET DRYNAMIC MESH SHORT SLEEVE MIV01566  BLACK - NOIR S/M

(ミレー)MILLET DRYNAMIC MESH SHORT SLEEVE MIV01566 BLACK - NOIR S/M

その上に着るといいクラフトのインナーを購入。

これで大分寒くないであろう。

顔を覆うバラクラバという物もあると更に寒さを防げるらしいが、私は生まれてから顔が寒いと思ったことは無いので今回は購入を見送った。

このようなもの。顔が寒くなる人には必須であろう。

とりあえず注文し、到着を待つ。

すぐに商品は届き早速試着してみるが、ジャージは普通に良い。
長袖ジャージが絶妙に温度調節出来ている。
秋、冬、春と活躍の幅が広そうである。

クラフトのインナーも肌触りが良くいい感じ。

ミレーの網は着たときのインパクトが凄い。
ちょっとした変態である。
正直このブログを書いている現在、自転車に乗るために着た回数より、ウケ狙いでこれ一枚で他人様の前に出る為に着た数の方が多い。
しかも鉄板で笑いは取れている。
ある意味コストパフォーマンスは異常に高い一品だ。

シューズカバーは取り付けやすくフィット感も非常に良い。

試着だけではわからないので実際に走ってみるとシューズカバーが思った以上に快適である。
暑くも寒くも無い丁度いい温度を提供してくれるのである。

後は悪くは全然無いのだがまあこんなものかという感じ。

今回の買い物のMVPはシューズカバーであろう。
時点で今まで持っていたインナーには無い効果と笑いも作ってくれる網のインナーであろうか。

あとの商品は買う前の想像の上も行かず下も行かずという感じであった。

もし冬に外で自転車に乗る人はとりあえずシューズカバーは必要だと思う。

まあ冬に外で自転車に乗る人は皆知っておると思うが…

ZwiftをやってみたくなったのでTacx - Neo T2800 Direct Drive等を買って環境を作ってみた。

最近ネットを見ているとよくZwiftという言葉を聞く。

Zwift
https://zwift.com/jp/

Zwift(ズイフト)とは要は単調で飽きやすいローラー練習をゲーム感覚にして楽しもうというアプリケーションである。

これが大変出来が良く、世界中の人が利用しているので世界各国のサイクリストと競い合ったり、ゲームの中で別府選手等プロの選手と一緒に走ることができたりするイベントが開催されていたり、一人で行う各種トレーニングも沢山用意されていたりとかなり色々な楽しみ方が用意されている。

気になる値段だが7日のお試し期間が用意されており、そこから先は月額1200円である。

月額1200円。

近年無料のアプリが山ほどある中では決して安いとは言えない値段である。
しかし現在では唯一無二と言えるサービスであり、何より楽しい。
まあ1200円位なら払ってもいいかな。と私が7日のお試し期間を利用して出した結論である。

話は前後してしまうのだが、Zwiftをやるにはもちろんローラー台が必要である。

もちろん三点ローラーでも利用は可能なのだが、スマートトレーナーというZwiftに対応した固定ローラー台があるとZwift内の山を登ったりしている時に自動で負荷をローラー台がかけてくれるので本当にヒルクライムをしている感覚になる。

私は以前三点ローラーを購入したのだが、

やはりZwiftを始めるのならばスマートトレーナーでやってみたいと思いスマートトレーナーを購入する事を決定した。

スマートトレーナーも色々な種類があり、どれも高価な物なのでなかなか選ぶのが難しいが、専用のタイヤ等を買う必要が無く、ローラー台にスプロケットを装着し、自転車を直接ローラー台に乗せるというダイレクトドライブ方式である事と、静かであるという事の二点を重視してみた。
そこで選ぶ事が出来たのがこれである。



このTacx Neo、音は静かだし、かなり路面の再現性も良いらしいし、見た目もかっこがいい。

というか正直ダイレクトドライブや静音性など色々と言ったが一番の決め手は見た目であった。

ここからは細々した買い物の話になるが、私はPCでZwiftを楽しもうと思っていたので、PCがデータを受信するためのUSB型ANT+受信機も購入しないといけない。



さらにTacx Neoは海外のコンセントを想定しているので変換プラグも購入しなくてはならない。


カシムラ 国内用変換プラグ BF-A NTI-99

カシムラ 国内用変換プラグ BF-A NTI-99


ついでに最近中野で見つけ出来が良くて気になったチームUKYOのレーシングミクのフィギュアも購入。



とりあえずもろもろネットで注文して待つこと数日。

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とうとう到着。

箱を開けてみると、

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折り畳まれた状態でもかっこいい。

組み立て方法は折り畳まれているTacx Neoを開いてフリーにスプロケットを取り付けコンセントを繋ぐだけである。

PCもANT+受信機を差し込み、アプリをダウンロードすればOK。

驚くほどセッティングは簡単であった。

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Zwiftを立ち上げてみるとこれまた簡単にセンサーが繋がった。
心拍計だけはTacx Neoについていないのだが、先日購入したvivosmart 3でこれまた簡単に繋げられる。


少し走ってみるが本当に外を走っているような感じが凄い。
カーブがあるとつい自転車を傾けて曲がろうとしてしまいそうになるくらいである。
山に入ると確かに自動で負荷がかかるのでヒルクライム感も物凄い。

ただ、三点ローラーよりも急な負荷変化がかかるからか汗の出方がおかしな事になっている。
今まで使っていた無印良品の小さなサーキュレーターでは限界があるようだ。

とうとう皆が使ってい工業扇デビューの時が来たのである。

工業扇も色々あるが、工業扇のレビューを見ていると飛行機が飛んでいる時レベルの音がする物もあるらしい。
せっかく静かな固定ローラーを買ったのにそんな物を買ったのではまったく意味がない。
ということで静音性と例の如く見た目で選んでいくと、



ナカトミのフロア扇にたどり着いた。
これはこのクラスの工業扇の中では相当静からしい。

早速購入し、工業扇のスイッチを入れると風は凄いのだが、びっくりするほど音がしない。
レビューで散々脅かされていてハードルが上がってしまってたという事もあるだろうが期待以上の静音性である。

早速ナカトミの工業扇をPCの後ろにセットしとうとう我が家のZwift環境の完成である。

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とりあえず工業扇を回して乗ってみるが、今までの汗が嘘のように出てこない。
やはり工業扇の導入は大成功である。

ひとまずこの環境に満足したので、これでZwiftを楽しんでみようと思う。

といっても今の所もっぱらトレーニング機能ばかりを使っているのだが、もう少し余裕が出たらレース等にも参加してみたいものである。

最後に、良いことばかり書いているので多少気になる所も書いておく。

それはTacx Neoの負荷変化のタイムラグについて。
Tacx Neoはトレーニングの時に自動で上手いこと負荷をかけてくれるのだが、強いパワーを10秒間出す様な短時間の練習の時に負荷変化が追いついてこないのである。
約6秒位のタイムラグがあるのでそうとうやりづらい。
まあこれに関しては単純に負荷をかける事自体をカットしてしまえば良い話なのかもしれないが。

とりあえず少し遊んでみて気になった事はこの位で後は概ね満足である。
さらに言えばZwiftに乗るのが楽しすぎてあまり外に走りに行かなくなりがちになってしまうのも欠点かもしれない(笑)

とにかくZwiftは始めて本当に良かったものであった。
迷っている人がいたら是非お勧めしたい。

インターバルトレーニングをしていたら心拍計が欲しくなったのでGARMIN(ガーミン) vivosmart 3を買ってみた

私は普段自転車のトレーニングは主に実走とウエイトトレーニングをしているのだが一向に速くならない。
速い人と走ると最初こそついていけても段々と離されてしまうのだ。

そう、要は心肺機能が全然足りていないのである。

ということで先日パワーメーターも購入したことだし、

インターバルトレーニングを取り入れてみようと思う。

とりあえずみんなやっている無酸素運動容量クリスクロス(2m+30sインターバル)とタバタプロトコル(20秒の全力運動と10秒の休憩)を8セットづつ始める事にした。

始める事にした。
と書くと簡単そうだが、実際やってみると死ぬほど辛い。
まあ、こんなに辛いのだから続けていたらなにかしらの効果はあるのだろう。

そんなこんなでトレーニングを続けていると身体の変化より先に気づくものがあった。

心拍計が無いのだ。

色々なブログやらホームページを見ているとみんな心拍計もつけてトレーニングをしている。
別にパワーメーターさえあればトレーニング自体は出来るのだがやはり心拍計があれば更に面白そうだ。

上で心拍計が無いのだ。なんて書いたが本当はサイコンを買ったときに着いてきた胸に着けるタイプの心拍計は持っている。
しかし装着自体や毎回バンドを洗う必要があるのが面倒くさそうで敬遠していたのだ。

これを使おうかなぁなんて少し思ったが、今の世の中腕時計型でライフログまで録れる心拍計があるのを私は知っている。
腕に着けるタイプなら楽だし、毎日の生活も見直せるのではないかと自分に思いこませ、腕時計型心拍計の購入を決定する事にした。

ネットを探せば色々な種類がある腕型心拍計であるが私が重視したのは、
・毎日充電しなくて良い
・サイコンと連携がすぐできる
・GPS機能は不要である
の三点である。

その点を注意して見ていくとだいぶ数は絞られ、結局この端末を購入する事に決定した。

稼働時間は5日、サイコンと同じくガーミン製、GPSはついていない。

とりあえずAmazonで即購入。

しばらくして届いたのがこちら、

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シールもついてきた。

充電方法がこの洗濯ばさみのような物で時計を挟んで充電するのだがなかなか使いやすい。

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サイズはSだけの表記だが、SからMサイズだそうで着けた感じも違和感なく装着できた。

Bluetoothでスマートフォンのガーミンコネクトアプリと繋げればすぐに自分の毎日の活動や睡眠の質などが非常に楽しい。
自分自身にサイコンがついている感じである。

さらに毎日の歩数や階段に登った段数などの目標が設定されており、目標まで後少しだから歩こうかなぁ、とか階段を使おうかなぁ、という気にさせてくれる。

肝心の心肺機能だが、サイコンにもすぐに繋げられしっかりと計れる。
ただサイコンに繋る際に正確に心肺を図る為心拍転送モードというモードにしないといけないのだが、そのモードにするまでタッチが多く少し面倒くさい。

サイコンのEdge 520でも感じるのだがガーミン製品は触った時の直感性が少し無いような気がする。
ただそこ以外は楽しく機能もしっかりしており非常に満足である。

これがあるから日々のインターバルトレーニング等が楽になるわけではないが、毎日を少し楽しく過ごせるようになったので非常に良い買い物が出来たと思う。

自転車に乗ると膝の裏側の筋が痛くなるのが治らないのでスポーツ整形外科に行ってみたはなし

二年前に草津の渋峠を登った際に痛めた膝だが、未だに100キロ程度走ったり山を登るとかなりの頻度で膝が痛み出すのである。

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湿布を貼っても、膝サポーターを着けても、ペダルを変えてみても、ポジションを変えてみても、パワーメーターを導入して左右差を調べてみても、なかなか治らずほとほと困り果てていた。


が、ある日の事気がついた。

そうだ普通に病院に行けばいいのではないか。

これだけ長く痛みが続くのならば普通に病院に行くのがあたりまえである。

早速病院を検索してみるが当たり前だが沢山ヒットする。
どうせ病院に行くのなら近所の病院ではなく大きくて評判も良さそうな病院の行ってみようと考え調べてみる。
そこで出てきたのがここである。


八王子スポーツ整形外科
http://sports-medical.net/sp/


月の初めに予約を取ってみようとスポーツ整形外科に電話をしてみると、その月はもう予約で一杯で次の月なら空きがあるが、予約は15日からなのでまた15日以降に電話して欲しいとのこと。

流石人気の病院だなぁ、と思いながら15日に電話をしてみても一向に電話が繋がらない。
あまりにも電話が繋がらないので直接病院に行って予約しようと思い、直接受付にて予約をしてみると意外にもすんなり予約をする事ができた。
病院の受付の人曰わく15日は非常に電話が繋がりにくいので来られるなら直接病院で予約をした方が良いらしい。

なにはともあれ無事に予約ができたのであとは診察当日を待つだけである。

そして迎えた当日。
わくわくしながら病院に向かう。
問診にレントゲンと普通に診察は進んでいく。
意外と普通だなぁと思って話を聞いていると、
「ではリハビリをしましょう」
とのお医者先生の言葉。

えっ、リハビリなんかするの!?と心の中で先生に突っ込む。
人生初リハビリが決まった瞬間である。

そのまま診察は終わり、すぐにリハビリの一回目が始まる。

余談になるが、リハビリはもちろん理学療法士の先生がやってくれるのだが、みんな異常に爽やかで元気が良い。
私の友人にも理学療法士をやっている人間がいるのだがやはり異常に爽やかで元気が良い。
理学療法士を目指す人はみんなあんな感じなのであろうか。

さてリハビリの方はというと、足を曲げたり伸ばしたり揉んだりしてもらってわかったのは、股前の筋肉に比べ股裏の筋肉が少なく引き足を使う事によりそのギャップから筋肉を痛めてしまっているだろうとのこと。

確かに私は自転車を始める前の趣味はウエイトトレーニングで適当に筋トレをして楽しんでいた。
適当に筋トレをしていたので筋肉が発達している部位と全然発達していない部分のギャップは酷くありそうだ。

早速股裏の筋肉を鍛えたり、柔らかくするためのトレーニングをいくつか教えてもらう。
ワンレングヒップリフトやヒップエクステンションのような股裏から尻にかけてのトレーニングや自転車に乗ると伝えたので腸腰筋を鍛える様なストレッチやトレーニングを主に教わった。

さらに中周波(だったっけかな)を患部にあてて筋肉を柔らかくしたりと初めての経験だらけで非常に楽しく興味深くリハビリを行うことが出来た。

そんなこんなで三時間位病院に居たであろうか。
結構内容の濃いものである。

その後は週一回二時間程度のリハビリを1ヶ月程行い調子が良さそうになってきたと言われとりあえずリハビリ終了。

さてどんなものかとヒルクライムをしてみたりダッシュをしてみたが確かに膝の痛みが出なくなった。

これまで色々と試してみていたのが嘘のようである。

さらに腸腰筋を動かす練習やトレーニングを行った事によりペダリングも今までよりもスムーズになったような気もする。

個人的には大満足の結果だ。

膝の痛みは人によって場所も原因も様々であるので一概にこれとは言えないが、もし長い間膝の痛みに困っている人がいたら病院に行ってみることをお勧めしたい。

2017ツアーオブジャパン伊豆ステージを観戦しに行ったはなしと、凄いハンドスピナーのはなしと、GOKISOホイールに試乗してみたはなし

サイクルロードレースも数多くあるが、ついついグランツールや海外のレースばかりを見てしまい、なかなか国内のレールまで追いつかない。
それでもやはりジャパンカップやさいたまクリテリウム、ツアーオブジャパンは日本の大きいサイクルロードレースなので多少のチェックはしている。
まあ多少程度なのでリザルトを見たりAbemaTV FRESH!でたまに配信を見たりする程度なのだが…


そんな中たまたま自分と妻の休みが合ったので、前々から行きたいと思っていた修善寺の日本サイクルスポーツセンターで行われるツアーオブジャパンの伊豆ステージに旅行も兼ねて行ってみることにした。

伊豆ステージは9時半出走との事なので朝早くに車で向かう。
朝早いので霧がかかる伊豆スカイラインを抜け9時前にサイクルスポーツセンターに到着。

東京オリンピックのトラック競技で使われるベロドロームがお出迎え。


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周回コースの方に進んで行くと楽しいイベントや企業ブース、地域の美味しいものなどお祭りの様に沢山の面白そうなものがある。


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中でも気になったのがGOKISOのベアリング等を作っているNTNの企業ブースである。


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ベアリングや摩擦についてワークショップ的に説明しているのだが、私が一番
気になったのがこれである。


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そう、私も最近流行りに乗ってしまい購入したハンドスピナーである。

それをNTN社がNTN製のベアリングにして一から作ってみたらしい。
早速触らせてもらったのだが、いっさい回している時に摩擦感がしないのである。
ヌルヌル動きすぎて気持ち悪い位である。

私が買ったハンドスピナーは300円位の物のなのだが、形状はほぼ同じでも全く物が違う事に驚いた。

ベアリング凄いなぁ!
なんて思って歩いているとGOKISOのブースを発見。


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究極の回転体であるハンドスピナーを触ったのだから究極の回転体であるホイールにも試乗してみたい。


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早速GOKISOホイールに乗ってみるとこれまたびっくりするほど漕いだ時の摩擦感が無いのである。
距離は少ないものの一漕ぎ目から信じられない位のヌルヌル感を感じられた。
ホイールの好き嫌いは別としてこのホイールは本当に凄い物なのだと実感は出来た。


そんなこんなで遊んでいるうちに気がついたらレースはスタートしてしまっていた。
まあ変わった物に触れたから良いとしよう。


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とりあえずビールを飲みながら日陰で観戦をする事に。
周回コースなのでたまに集団が来るとき以外はのんびりしたものである。


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おなじみマビックカーも。


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暑かったのでビールも進み、気づけばラスト一周になり、最初の方から逃げていたキナンサイクリングチームのマルコス・ガルシアがステージ勝利!


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総合はチーム右京オスカル・プジョル!


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表彰式も堪能しその日はそのままサイクルスポーツセンターの宿、サイテルへ。
サイテルは合宿によく使われるらしくシンプルな宿であった。
ちなみにその日の宿泊者は私達だけ。


次の日にサイクルスポーツセンターの5kmコースを何周か走って帰路へ。

今回はレースもさることながらNTNのベアリング学校、というかNTNハンドスピナーが一番心に残った。

レースも観戦している人がそこまで多くもなく(良くも悪くも)ちょうど良い塩梅で観戦できた。

やはりテレビやネットでレースを見るのものんびり出来ていいのだが、たまにはレースを実際に見に行くのも楽しい選択なのではないであろうか。